今年2月中旬鹿児島より当園宛に一通の手紙が届きました。差出人名は後藤正道と書かれてあります。
お会いした事はないけれど、たしか当法人の産みの親、育ての親でもある後藤正彦先生のご子息ではないか。
だとすれば先生の身に何か悪い事でも…。
ご無事を念じつつ封を切るも、目に飛び込んできた文字は後藤正彦先生のご逝去の知らせでした。
後藤先生は、昭和年国立療養所佐賀病院(現独立行政法人国立病院機構東佐賀病院)の三代目院長として赴任されました。
昭和30年生活保護患者で、退院後に住居の無い結核快復者のために無認可の佐賀コロニー協会を設立され、
初代会長に就任されました。また、昭和33年には社会福祉法人の認可を得るために、
自ら厚生省に出向かれて法人の認可を取得され、法人名も佐賀春光園と改称されています。
その後平成6年の5月までの約40年もの長い間、当法人の役員として大変なご尽力を戴いてまいりました。
その後は全ての公務を退かれて、福岡県春日市のご自宅に生活の中心を置きながらも、
ご子息である鹿児島市在住の正道氏宅の間をご夫婦仲良く行き来されて楽しい生活を送られていた。
ところが、平成14年4月に福岡のご自宅で大腿骨頚部を骨折され懸命のリハビリにより歩行が可能となるまでに快復された。
しかし、同年12月に鹿児島のご子息宅にて脳梗塞を発症され、13ヶ月余の闘病の末に逝去されたとのことでした。
また、一ヵ月後には奥様も後を追うようにして亡くなられ、
ご夫婦のご遺体はご本人の遺志により鹿児島大学医学部白菊会に献体されたとのことでした。
先生は生前医学や福祉に多大な貢献をされ、多くの人脈を持ちながらも、
ご自分の死についての連絡は東佐賀病院と佐賀春光園で良いと遺言されていたようで、
先生にとって当園はいつまでも可愛いい子供のような存在であり、
いつも優しく見守って戴いていた事を今更ながら嬉しく思いました。
私ども園の関係者一同は、後藤先生の障害者福祉に寄せられた情熱や思いやりを受け継ぎ、
障害者福祉の向上により一層努力精進してまいりたいと思います。
後藤正彦先生どうか安らかにお眠りください。合 掌
当日は、快晴に恵まれ最高のコンディションの中、車イスミニマラソンの号砲を合図に2004コロニーまつりが開催されました。
車椅子マラソンには、当園から8名、長光園より12名、希望の家より8名の選手が参加され、
パトカーを先導に白熱したレースが展開されました。全ての選手が全長約1q、
希望の家〜春光園までの間を暑さに負けず無事完走してれました。
今年は、例年に無く春光園の選手諸君が大いに活躍し上位入賞できた事が印象深く心に刻まれました。
またイベントでは地元中原町出身で福岡を中心に活躍されているバンド《ジャンクセクション》のメンバーである、
「がーすけ」さんにミニコンサートをお願いする事ができました。
自己流で学ばれた類なギター捌きを披露、独特な歌声で我々を魅了していただき、
会場に居合わせた私達に素敵なひと時を過ごさせてもらいました。
これも全て関係者のご尽力とご近所のご協力、
そして入所者のご家族やボランティアの学生さん達のご協力によるものと感謝しています。
来年もまた、この素晴らしい環境の中でコロニーまつりが開催される事を強く願い、今年のまつりの感想といたします。
Y・F
国内の景気については、一部の大手企業や情報サービス関連企業などに業績の改善が見られることで、
株価全体を押し上げ社会全体としては明るさも見られるようになった。
しかし、国の行政改革による地方交付税の削減は、公共事業への依存度が高い地方の多くの企業にとって、
受注量の減少・低価格競争の激化を招き、会社の倒産や廃業を生み出す要因となっている。
当園の授産事業については、印刷業界の低価格競争の影響を受けて大変厳しい一年となった。
軽作業においても下請け作業である電子部品組立作業が中心となっているが、
受注が安定しないために売上的には現状維持に留まっている。
その結果印刷の売上高は9,058万円となって対前年比-900万円。
授産全体では対前年比-859万円となった。
施設面については、支援費制度に変わることへの不安があったものの、
利用者の障害程度区分の判定はスムーズに実施され、入所者についてはB判定となったことで収入増となった。
反面、個別支援計画の作成、年度途中での見直し、本人への説明などで職員の業務も増加した。
また、意見箱を設置して利用者からの要望や意見に対して積極的に対応することとした。
15年度の研修旅行については、利用者の要望を聞いた結果、日帰りでの長崎ハウステンボス旅行を実施した。
長い景気低迷の中、印刷事業を補完・充実させそれに変わる事業として、
社団法人ゼンコロで新規事業委員会を立ち上げました。
平成16年5月下旬の委員会で9回目となり、各法人ともリサイクル事業・その他事業に活発に展開されていますが、
当法人は残念ながらいまのところ取り組みができていないのが実状です。
平成16年度の新規事業委員会の事業計画としては、情報交換や支援体制を取りながら重点項目を絞り、
リサイクル事業への取り組みを行う方向で進める。
(重点目標)
1、被覆銅線
2、古紙リサイクル
(古紙回収事業)
3、空容器リサイクル
(継続)
当法人の課題として、各法人の情報を得ながら方向性を慎重に明確にしていき、
どのような事業をどんなビジネススタイルで進めていくのか、
リスクなど法人内委員会での調査・検討がまだまだ必要です。
現在、私は社団法人ゼンコロ(以下ゼンコロ)で企画・総務委員会の委員をしております。
そこで今回は、ゼンコロの企画・総務委員会が今現在どのような事を行っているかを少し紹介してみようと思います。
企画・総務委員会では主にゼンコロ全体の新しい企画や、今までの運営の見直しなどを行っています。
今年度取り組んでいる事として、
@ゼンコロの要覧(パンフレット)を、リニューアルし営業活動や、
みなさんにゼンコロを知ってもらうツールとして使ってもらう。
Aゼンコロ各法人の給食関係担当職員への研修会議を行う。
これは山口コロニーにて6月に行いました。他の法人の取り組みや、担当職員の生の情報が聞けてとても有意義な研修になりました。
B社会福祉士・介護福祉士の採用状況などを調査するなど、各種調査を行い、法人間の各種情報を共有する。
Cゼンコロのホームページを更新し、最新の情報を提供していく。
などを行っていく予定です。
これからも、ゼンコロの各法人がよりよい施設になっていくよう様々な企画を提案していきたいと思っています。
ゼンコロのホームページはこちらです。是非一度お寄りください。
http://www.tocolo.or.jp/zencolo/
5月28日、東京都中野区にある東京コロニー中野工場にて社団法人ゼンコロ主催の印刷事業委員会が開催されました。
会議には印刷事業に取り組んでいる私たち佐賀春光園の他、全国十一法人の代表者が出席しました。
経過報告として現在、ある印刷関連大手企業が持っている直営店・会員店を合わせた全国約七百店舗からの
オフセット印刷の受注をゼンコロが請け負う事業が四月中旬スタートしました。
これにより全国にあるコロニー印刷のネットワークを使い印刷の受注を伸ばしていく事が期待されています。
コロニー印刷の中では小規模な当園ですが微力ながら貢献して行く体制を整えていきたいと考えています。
またその他、全国のコロニーで印刷資材の共同購入の可能性についての情報交換や、
現在何かと話題になっているリサイクル処理については、
新規参入のリサイクル業者を利用することで古紙の引き取り価格を上げることが出来ることや、
今廃棄処分している物についても適正価格で引き取ってくれる業者がいるとの情報を得ることが出来ました。
平成16年6月30日〜7月2日(3日間)
鳥取県米子市の米子コンベンションセンター
BIG SHIP他(参加者578名)
「どうなるセルプ?どうするセルプ?」をテーマにこれからの社会就労センターのあり方や
ふさわしい財源についての最新情報を共有するとともに、すすむべき方向について開催されました。
日程は、(1日目)情勢説明、基調報告、会務報告・計画
(2日目)記念講演、行政説明、日本セルプセンター総会、SELP夢コンテスト、分科会、作業部会
(3日目)シンポジュウム、実践提案
内容については三位一体改革、介護保険と支援制度の統合の見解、就労の現状・支援等に関連し、
障害者福祉施策のあり方の検討などについて話された。
就労支援に関する今後の施策の方向性として授産施設等の福祉施設の体系の果たしている機能、
@就労移行支援の場
A日中活動の場
B継続的就労の場
の3類型に見直す方向で検討。また、一般就労移行についての実態は厳しいものがあり、
ハローワークも一般の求人者があふれている状況。障害者がどれだけ希望してるかわからない現状であり情報の整備、
抜本的な施策の強化が必要である。
就労支援に関する当面の方向(案)として、
@福祉部門から一般就労への移行への移行支援施策の確立
A多様な雇用・就業機会の確保と能力開発の推進
B雇用と福祉を結ぶネットワークの整備
と挙げられており、その中でも課題は多い。